
■ジャイアンツ、主力外人引っこ抜き
ジャイアンツがこのオフ、セの主力外人選手を軒並み、引っこ抜いている。
セリーグの選手を狙うのは、欲しい選手がセリーグ選手にいるからという点もあるが、
競争相手のチームの戦力ダウンも兼ねているという面もあろう。
プロ野球選手がよく、「子供に夢を」というが、それはどんな夢なのか。
「努力に努力を重ねて、自分の商品価値を上げようぜ」という啓蒙なのか。
「努力をすれば、何でもかなう」という楽天主義なのか。
いやおそらく、子供たちが見ている夢は、
「凡人がどんなに頑張っても、不可能な技術をここ一番で見せてくれる」ということだろう。
「超人的な技術をもった男を見たい、なりたい」純粋にただその一点に尽きるはずだ。
去年、小笠原選手がジャイアンツに移った。念願の優勝を獲得した矢先。大型年棒を手にする代わりに、北海道の熱烈なファンのもとを去った。素晴らしい活躍と同時に、こういうオマケが付くことは、子供の夢にはどんな効果があるのか。
30歳代後半以降の人々の場合、幼少期の日本が競争意識がまだ穏やかだったと思う。だから、資本競争に対しては、肯定的要素が大きく育ったと思う。20世紀の社会は、成功と幸福を混合して考えることがてきた。物質や情報が今よりまだ少ない社会だったから、物質が増えることが即、幸せに繋がった。矢沢永吉の「成り上がり」は、絶妙なバランスで社会的成功と夢と幸せが語られた、のんびりした時代ならではのエポックだ。
しかし21世紀になりバランスが崩れはじめた。
今の子供たちは、資本の競争論理のシビアな面に直面している。大人たちは自分が生き残るにに必死だし、そのストレスが子供にも感染、学校内でのイジメや引きこもりの遠因にもなっているようだ。
「頑張れば資本主義社会での立派な企業戦士になれる」という古めかしいニンジンに動くほど、今の子供はオメデたくはないはず・・・。
おいしい物を食べることを成功というなら、
おいしく物を食べることを幸せというのではないか。
いや、幸せにはどちらもある程度必要だ。
だが生憎、そのバランンスを取るのが非常に難しい時代に我々は生きている。
…とにかく難しい。
まあ、ともにこの先10年20年と、できれば皆で仲良く、時には酒でも交わし、楽しく生きて生きたいものだが。
さて、ヤクルトはこれからどうなるのだろう。
去年、岩村がメジャーに移り、今年古田が引退し、石井一が移籍、ラミレスが抜ける。
うーん。これはどんでもない事態だといえる。
将棋でいえば、飛車角金銀をもぎ取られた状態のこの球団は、t現在どんな戦略を持っているのか。
このタフな場面を凌ぐために、「タフマン」飲んで凌ぐのか。
ビビらずに乗り越えるには、「ビフィズス菌」をせっせと取るのか。
一番いいのは飲み物でなく、やはり夢だ。
夢を「ミルミル」気持が肝心。がんばれ!スワローズ。



