似顔絵川柳byイラストレーター・ヨネヤマフミアキ@アトリエ ユーティリティ1
政治、芸能、スポーツ・・。さまざまな分野の似顔絵に、独自の切り口の川柳のコラボレーション。ほぼ毎週、土or日曜日に更新しようかなと思っていましたが・・・。テキトーにやってます。
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遅咲き芸人パート2〜世界のナベアツ
世界のナベアツ

■TV局発の神風特攻隊たち

“世界のナベアツ”を最初見たとき、「随分変な髪型をした高杢禎彦(元チェッカーズ、古ゥ)だなあ」と思ってしまった。あの髪型は、強力な圧力鍋を使ってセットしたからナベアツというのかな、とも思ってしまった。
彼の「3の倍数ネタ」自体は、古典的なギャグである。昔の「モンティ・パイソン」にもこの手のコントがあった。舞台設定は医師と患者。「先生、ボクは“ラ”の音を話そうとすると、どうしてもシャックリが出てしまんです」という設定で、最後は医者にも感染して二人でシャックリしまくるというモノだったとおもう(記憶は曖昧ですが)。

“世界のナベアツ”は、エド・はるみと同じ“遅咲き兼業芸人”と分類できよう。エドの場合は兼業ではないが、今後は女優回帰も可能なキャリアがある。ナベアツは、過去に漫才コンビを組んでおり、近年放送作家の仕事がメイン。この手の芸は短期間で飽きられるのは目に見えている。一発屋に終わっても、知名度を獲得しておけば、のちに放送作家に戻っても有利だという考えもあるに違いない。現代のテレビ芸人において、“兼業芸人”が一番賢い道に見える。

閑話休題。
最近、関東エリアでのラジオでの巨人戦放送スタイルが変わっている。土日の場合は、巨人がデーゲーム放送、阪神戦がナイター放送となることが多い。巨人戦をゴールデンで流しても、阪神戦には勝てないと放送局側も踏んでいるのか。

「野球人気が低迷しているというが、巨人戦の人気が低迷しているだけ」と最近まで思っていた。だが様相が異ってきた。広告費の低下や若者層のテレビ離れが顕著となり、「テレビ人気が地盤沈下を起しているようだ。雨後の筍のごとき送り込まれる“瞬間芸人の連射”は、局側の焦りの対応なのか。この瞬間芸人群、第二次世界大戦背水の陣の際、日本海軍が送り込んだ神風特攻隊のようにさえ見えてしまうから寂しい。

文化事業へのスポンサードというのは、基本的には資本家が布施をするつもりで行わなくてはならない。損得勘定抜きで文化を提供するところに品格が漂うわけだ。日本のテレビにも、80年代あたりまでには風格の名残はあった。ゆえに大スター、名番組が登場した。しかしスポンサー側にも余裕がなくなり、利潤追求が強くなるにつれそれは弱まり、ネットという21世紀メディアが出てきた途端に今の急展開にいたっている。

とういわけで、さすがのナベツネも最近露出が少ない。
この際思い切って、心機一転、ナベアツに巨人を仕切らせたらどうだろう。
彼なら、「3の倍数と3がつく数字のときには、アホになるデー」みたいな日を作って、ファンサービスにいそしんでくれるのではないか。「ボールスリー」をカウントするときには、審判はアホな声を出す、とか。3塁の塁審はアホの坂田がやるとか。3点目のホームインの際は、鼻水を垂らして白鳥の湖を踊らなくてはならない、とか。そんな視聴者獲得戦略を打ち出すに違いない。

この采配が成功したらナベアツもビックになるだろうな。雑誌のインタビューとかにもドンドン出ちゃうに違いない。
その際、どんな雑誌に出るとよいか。
やはり、お勧めするのは、「ビック・オモロー」あたりかな。

それでは皆さん、
・・・オモロー!

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