似顔絵川柳byイラストレーター・ヨネヤマフミアキ@アトリエ ユーティリティ1
政治、芸能、スポーツ・・。さまざまな分野の似顔絵に、独自の切り口の川柳のコラボレーション。ほぼ毎週、土or日曜日に更新しようかなと思っていましたが・・・。テキトーにやってます。
200706<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>200708
涙と感受性は比例しない〜織田信成
織田信成

■織田信成が飲酒運転で涙の謝罪■
フィギュアスケートのホープ、織田信成が27日未明、酒気帯び運転の疑いで検挙された。大阪・高槻市内をミニバイクで帰宅中に検問で摘発、同日午後の会見で謝罪。もちろん大量の涙のシャワーのオマケつきだった。

以前、「戦国三武将で有名なホトトギスの歌を詠むなら・・」、とのインタビューで、「鳴かぬなら それでいいじゃん ホトトギス」と詠み話題となった。後に、「ここ一番でどうしても勝ちきれない自分の甘さ」を反省し、「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」と修正したという逸話がある。

「それでいいじゃんホトトギス」にしても、酒気帯び運転にしても、20歳前後の青年にとっては、非常識このうえない大事件といワケではない。しかし、国を代表するスポーツ選手となると大問題になってしまう。有名スポーツ選手という存在も大変だ。

彼の場合は、それだけではすまない。特殊なキャラ設定が用意されているからだ。
織田信長という日本史最大の英雄の末裔であること。豪傑な武将とは正反対の優雅なフィギュアスケートという競技の選手だというギャップ。加えて、異常に緩い涙腺の持ち主であること、だ。

これだけ道具立てが揃ったキャラクターも稀だ。ちょっとした作家でも考え付かないほど濃いキャラクターである。やはり、“天然モノ”はスゴイ。

“多汗症”といわれる人がいる。
秋の涼しいオフィスで、ごく普通にコピーをとっているだけでも、手に大量の汗をかき、紙がベショベショになってしまうという人もいるらしい。織田選手は、実は“多涙症”だったりするかもしれない(そんなのがあればの話だが)。

しかし、涙腺が弱いのと感受性が豊かなのは、かならずしも同義語ではない。
感受性が強くても、無表情な人もいる。冷徹な鉄面皮で有名な男が、実は心優しいヤツだった、なんていうことがよくあるじゃないか。彼はただ、顔の表情の筋肉の動かないだけなのだ。

織田選手の涙に惑わされてはならない。
本当は実に、冷静沈着でクールな男なのかもしれない。オリンピックの金メダルを目指し、それ以外に興味のない冷徹な行動家だという可能性もある。
その人が、ただ“多涙症”であるだけなのかもしれない(そんなのがあればの話だが)。

もしそうだとしたら、頼もしいことこのうえない。

テーマ:時事ニュース - ジャンル:ニュース

無意識の扉をノックする、心優しきフロントランナー〜河合隼雄
河合隼雄

■ユング心理学の第一人者、河合隼雄氏死去■
多数の著作を持つ河合隼雄氏に、一読者として少なからぬ影響を受けた。

個人的には、「人間の意識の部分よりも無意識に焦点を置くことによって、“意識”では気づかなかった解決方法がある」ということを教えていただいた思いがする。

科学と文明が飛躍的に発展した20世紀ほど、人間の“意識”が膨張した時代はかつてなかっただろう。21世紀に入り、「癒し」という言葉がキーワードになっている。膨張した人類の自意識やエゴへの反動が働いている、との見方もできると思う。

ユング心理学者の第一人者であり、第16代文化庁長官。仏教にも強い興味を持ち、晩年には、グローバリズムと仏教の関係性に、非常に興味を持っていた。心理学のみならず、フルートのコンサートを開いたり、大変な冗談好きとしても知られていた。各界にファンを持っていた痛快な人物。
日本ウソツキクラブ会長を自称していたという話もいい。

もはや、心理学の領域を超えている。違った意味で“超心理学的能力”を持っているわけだ。
彼が人々の心を動かしていたのは、サイコキネシスではなく、ウソコキネシスだったのかもしれない。
河合氏なら、こんなデキの悪い冗談も許してくれるだろうか。デキ悪すぎですね。合掌。

テーマ:気になったニュース - ジャンル:ニュース

漂うムードは一発屋〜ムーディ勝山
ムーディ勝山

■ムード歌謡式ナンセンス■
また新しいタイプの芸人さんが登場した。
パロディでもなく、社会風刺でもなく、キャラクターものでもない、いわばムード歌謡の形態を借りたナンセンスと不条理の芸だ。
華々しいスポットライトの光の向こうに、早くも漂う“一発屋の翳り”がなんともいえない。


一発屋とスターの違い。
笑わせるか笑われるかの違いである。
おいしい素材をそのまま出すのか、素材を組み合わせてさまざまな料理を出せるかの違いといってもいい。後者には当然、凡庸な風景を見ても、自分のフィルタを通していかにでも面白い世界に作り変える能力が必要とされる。


現在のTVメディアの世界は視聴率最優先の世界。なので、いくら哲学なり才能なりを持っていても、数字を稼がなくてはならない。
仕事から疲れて帰ってきた人たちや、最もテレビを多く見ている客層である主婦・お年寄り層にウケる必要がある。とすると、哲学やスタイルを持つ洗練された芸よりも、一過性で感覚的なものが優先されてしまうのかもしれない。

しかし、いかなる時代のどんな状況においても、これらの難しい要素をクリアした者が必ず登場する。
難しい芸もナンセンスな芸もさらりとやってのけ、老若男女にアピールする人がまれに出てくる。
人は、それをスターと呼ぶのだ。

そのスターの背後には、“一発屋”たちの残骸が累々と山積されていることだろう。その塊が暗ければ暗いほど、悲惨であればあるほど、スポットライトの明るさと華々しさがいっそう引き立つ。
お笑いに限らず、何の世界でも、まったく同じことが言えるのだろうな。

だけど・・。
どんなスターだって、最初は誰でも一発屋だ。
サザン・オールスターズだって、B‘Zだって、かつては一発屋だったのだ。そう二曲目のヒットが出るまでは。

ムーディ勝山がこれ以外にどんな芸を持っているかは知らない。深遠で絢爛たるスタイルをまだ隠し持ち、そのチャンスを虎視眈々と待っているのかもしれない。まあともあれ、二発目、三発目のヒットを(ちょっと早いかもしれないが)、今から心より祈る次第である。
次元を超えてしまった男の孤独〜イチロー
イチローMVP

■イチローMLBオールスターでMVP■
変化は一瞬でやってくる。
21世紀になった途端、世界はIT時代に突入し、社会の仕組みが根本から変わってしまった。
まるで9.11がその開幕ベルだったかのように。

今年のメジャーオールスターのランニングホームラン(MVP獲得)の瞬間に、野球全体の何かが変わったような気がする。イチローのあのダイアモンド一周が、その開幕ベルだったのかもしれない。

ただそんな気がするだけだ。その“何か”の正体すらわからない。
リアルタイムでは解らないだろう。9.11と同様、数年たってしまわないと物事の全貌というのは見えてこない。それが歴史ってものだから。

すで数年前“日本のイチロー”から、“世界のイチロー”になっている。
あの、ダイアモンドを一周後、“世界の頂点”すらもはるかに越えた存在になろうとしている。
イチローはこれらから、どこにいくのか。
・ ・というより、どこへいってしまうのか。

イチローは走る。ひたすら走る。
彼がつけた足跡が意味するものを、5年10年過ぎた後、遥か遠方からの俯瞰ができて、ようやくその意味がわかるのだ。そして我々は話し合う、「あのときはこうだった」「いやそうじゃない」などと・・。
それが凡庸な人々に与えられた、ささやかなる楽しみであり、最大の才能なのだ。

イチロー。
“世界”の次元を超えて、宇宙へといくしか残っていないのか。
「50歳になっても、3割を打つ」といった時間軸への挑戦しか残っていないのか。
彼はきっと、物凄い孤独のなかにいるに違いない。
イチローは走る。ひたすら走る。


※今回はちょっと“シリアス路線”で、ワケの解らんことを書いちゃいました。

テーマ:スポーツ - ジャンル:ニュース

“パイレーツ”は縁起がいい?〜桑田真澄&浅田好未
桑田真澄と浅田好未

二人のパイレーツが成功している。
二人とは、ピッツバーグ・パイレーツの桑田真澄と、元お笑いグループ・パイレーツの浅田好未だ。
桑田はメジャーのセットアッパーとしての好救援を続けている。2日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でこそ、7失点をとられ初黒星を喫したものの、監督からの信頼は揺らいでいないようだ。投球だけでなく、生活面や野球哲学などの面でも監督や若手からの尊敬を勝ち得、チームにとって貴重な存在となったようだ。
もう一人の、(元)パイレーツの浅田好未は、1歳年上の会社員との結婚を自らのホームページで報告した。
ともに、とてもめでたいことである。

この二人、ぜんぜん関係がなさそうだが、案外共通点がある。

・アマチュア時代のコンテストで頭角を現し、注目をされる(桑田⇒甲子園大会、浅田⇒ミスマガジン)
・コンビで活躍をした。(桑田⇒清原和博、浅田⇒西本はるか)
・社会的な現象といわれるほどのブームを起こした時期がある。(桑田⇒KKコンビ、浅田⇒だっちゅーの)
・ここ数年、一時の隆盛からは低迷中の状態であった。
・名前が似ている(ともに6文字で、○○タ○○ミである)
・投機に関係してる。(桑田⇒「投げる不動産屋(?)」、浅田は⇒「ネットトレーダー」

といった点だ。
・・そういえば、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」も大ヒットしている。

となると、“パイレーツ”という言葉には、今、何か成功を引き寄せる何かがあるのか。
今、時代とはった波長を発している、ツキを引き寄せてくれる言葉なのかもしれない。
こういう時期には、麻雀をやるといい。
なぜかって。
きっといい「牌列」が来るに違いないから。

テーマ:芸能ニュース - ジャンル:ニュース

参院選への風の吹き方〜小沢一郎
小沢一郎

■政界引退宣言の民主党代表■
7月29日の第21回参院選。
「野党が過半数の議席を獲得できなかった場合、政界引退する」と発表した小沢一郎。

現在、安倍内閣にミスが続出し、大逆風が吹いている。
にもかかわらず、民主党からはイマイチ、「風が吹いてきたと」いう感じがしない。
「これだ!」とアピールする主張なりフレーズなりが伝わってきていない感じがする。
政治家としての評価はさておき、小泉純一郎は、そういう部分でのマスコミ操作は上手かったのではないか。

この時期の小沢の引退宣言も、背水の陣を敷いて党内を引き締めるためのアピールのひとつなのか。自らの進退を明らかにして見栄をきることで無党派層ウケを狙ったのか。
参院選までのあと、2週間。今のところ、オウンゴールを連発する安倍チームに助けられているだけ。"豪腕"の異名を持つ小沢のことだ。まだまだ、他にもいくつかのカード(札)が用意されているはずだ。

その小沢氏。7月9日、参院選の推薦候補たちの前で「でたらめで無責任な政治を変えるため、“火の玉”となり頑張ってほしい」と檄を飛ばした。

火の玉になって頑張った末に、どのような結果が待っているのか・・。
政権交代となれば、彼にとっては“非の打ち所”のない結末だろう。
現在の安倍首相のような状態だったら“火の車”だといえる。
我らが“日の丸”の行く先を、”火の見櫓”の上で待つって感じだ。

テーマ:ニュース - ジャンル:ニュース

逆風に吹き飛ばされた日本語下手〜久間章生
久間章生

■「原爆しょうがない」発言で辞職騒動■
以前、「いいんじゃない?」が口癖の上司の下で仕事をしたことがある。
何を報告しても、「ああ、いんじゃない」というのが口癖の人だっだ。

彼の言葉の意味が、
「それでOK!」という意味なのか、
「その件は、あなたに任せるよ」という意味なのか、
「私は、結果には感知しないよ」という意味なのか解らないことが続いた。


「しようがない」とい言葉も、それに似た言葉だ。
A「他に方法がなかった」、という意味なのか
B「そういう流れになる運命だったのだ」という意味なのか
C「結果は残念だけど、受け入れるしかなかった」という意味なのか。

…などの受け取り方があると思う。
同じ言葉でも、AとCでは相当意味合いが異なる。

久間章生元防衛大臣。非常にデリケートな問題に、この「あいまい言語」を使い、世論には悪い方向に受け取られてしまったようだ。


強気で押し通そうとしたが、「選挙前なので」と辞任をすることになる。すると「責任のためでなく、選挙のために辞任するのか」という声まで上がり、地元長崎の被爆者団体からは議員辞職を求めれられる始末。おまけに欧米メディアからは、「『アメリカの核爆弾投下は、第二次世界大戦を終結させる為に不可欠だった』という形に受け取られた。「戦勝国の多数の認識を’敗戦国’日本の防衛大臣が受け入れた」とこぞって報道するという顛末。

「政治を行うということは、政治家にとっては難しすぎる」、という言葉がある。
「日本語を話すということは、日本人にとっては難しすぎる」のか・・。
少なくとも久間氏は、この両方を兼ね備えてしまったようだ。

2年前。
アメリカの台風「カトリーナ」が吹き荒れた。同時に日本では「小泉旋風」が吹き荒れた。
今年。温暖化がさらに進み、再び大型台風が来るのか。日本では今、「安倍逆風」の只中である。

テーマ:気になったニュース - ジャンル:ニュース

虚栄心という名のデーモン〜羽賀研二
羽賀研二

■羽賀研二、恐喝容疑で逮捕■
大阪府警は30日、約4億円の債務の減額を要求して、債権者の男性を脅したとして、タレントの羽賀研二、元プロボクシング世界王者の渡辺二郎ら4人が恐喝の疑いで逮捕した。。
羽賀容疑者は「もう済んだ話」と容疑を否認しているという。


人は誰でも、心の中にデーモンも持っている。
大きさや方向性の差はあれ、そのデーモンのなすがままに生きようとすると、社会の規範からハミ出してしまう。だから、皆、それを騙し騙し飼いならして社会と適応している。
そのデーモンが経済活動に向けば経営者になるだろう。競技に向かえばウアスリートに、創作に向かえば芸術家になる。

小さいデーモンなら、堅実な社会人をする傍ら、趣味で打ち込む程度ですむ。
大きいデーモンになると、生死のリスクを負ってまでのめり込むようになる。

非常に厄介なことに、すべてのデーモンに社会性があるとは限らない。反社会的な方向にしか目が行かないデーモンもいる。

“虚栄心”もその一つである。
虚栄心。ありのままを自分を受け入れられず、虚勢をはること。
誰にでもある。しかし程度の違いが問題・・。
一ヶ月に数万円の服飾に金を使えば満足できる程度のデーモンなら、社会に適応可能は範囲だ。
ときどき虫下しを飲ませてやれば駆除できる程度の可愛いヤツだろう。

羽賀研二の場合は、そうはいかない。ウルトラ級なのだ。
おそらく自分の体の数十倍のドデカイ奴を飼っていて、毎日毎日暴れまわられているに違いない。

芸能界は、比較的そういう人には向いている世界であるはずだ。
しかしそこでも、大幅にはみ出してしまうのだからスゴイ。飼っている本人すらも、食い殺されてしてしまうほどの巨大デーモンなのだろう。

おそらく芸能人以外の適応は無理だろう。
虚栄心へ向かうエネルギーを、芸を磨く方向性に転換できればベストなのだろうけど。
ともかく、超ど級のデーモンを沈静化できる方法が見つかることを、強く祈る次第である。

テーマ:芸能ニュース - ジャンル:ニュース

copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ 専門学校